シアリス 勃起不全治療剤

シアリスとグレープフルーツの相性は最悪!賢い対処法を紹介

過剰作用の心配あり!

シアリスとグレープフルーツの相性が悪いのは何故?

グレープフルーツに含まれているフラクノマリン酸の働きにより、シアリスの薬効が必要以上に強くなり副作用がおこりやすくなります。

グレープフルーツに含まれるフラクノマリン酸には、シアリスの有効成分を分解する酵素(CYP3A4)の働きを邪魔する作用があります。そのため、シアリスの服用前後にグレープフルーツを摂取すると、通常よりも多くの有効成分が血液中にとりこまれやすくなるのです。結果としてシアリスが効きすぎた状態になり、頭痛や下痢といったシアリスの副作用がおこりやすくなります。

シアリスは、適量の有効成分が血液中に取りこまれることで正常な効き目を発揮します。シアリスの有効成分は、服用量の全てが血液中に取りこまれているわけではありません。シアリスの有効成分の一部は、小腸にから吸収された段階で「CYP3A4」の働きによって分解され、血液中に取りこまれる前に作用を失います。

グレープフルーツの加工食品ならシアリスに影響しない?

グレープフルーツの果肉だけでなくジュースやサプリメントといった加工食品にも注意しましょう。

フラクノマリン酸は、グレープフルーツの果実だけでなく果汁や皮、種にも含まれています。そのため、ジュースやサワー、アイス、マーマレードといった一般的な加工食品だけでなく、成分が濃縮されたサプリメントとの併用も避けなければなりません。

コップ一杯(200ml)程度のグレープフルーツジュースの摂取であっても、相互作用がおこる可能性は十分にあります。グレープフルーツサワーや酎ハイなどは、フラクノマリン酸の作用に、血流を促進するアルコールの作用もプラスされるため特に注意が必要です。

シアリス以外にもグレープフルーツと相性が悪い薬はある?

血圧を低下させる薬・免疫力を抑える薬とグレープフルーツの飲み合わせには特に注意が必要です。

グレープフルーツとの併用によって相互作用がおこる医薬品は、シアリス以外にも数多くあります。そもそも、グレープフルーツに薬剤の代謝を邪魔する働きがある事実は、シアリス以外の医薬品で重篤な副作用がおこったことがキッカケとなり発見されているのです。

グレープフルーツとの相性が悪い代表的な薬には、血圧を低下させるカルシウム拮抗薬や免疫抑制剤、血液中のコレステロールを低下させるスタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)などがあげられます。また、片頭痛の治療薬やバイアグラやレビトラといったED治療薬(PDE5阻害薬)も、グレープフルーツとの相性は良くありません。

加齢や持病により薬剤の代謝機能が衰えている方は特に要注意

高齢の方や、肝臓や腎臓、腸に持病を持っている方は、体内に取りこまれた薬剤を代謝する機能が衰えています。そのため、健康な方に比べて、グレープフルーツの影響によるトラブルがおこりやすくなるのです。

グレープフルーツの影響がなくなるまでの時間は?

フラクノマリン酸の影響により低下した薬剤の代謝機能が回復するまでには、摂取してから3~4日(72~96時間)ほどかかります。

グレープフルーツに含まれたフラクノマリン酸の影響が無くなるまでには、最低でも3日はかかるとされています。つまり、同時摂取や薬を服用する前後の摂取を避ければいいという問題ではないのです。

万が一のトラブルを避けるためにも、シアリスや先ほど紹介したその他の医薬品を利用している期間は、基本的にグレープフルーツを摂取するのは控えておいた方が賢明です。

グレープフルーツみたいな柑橘類は全てシアリスと相性が悪い?

レモン、カボス、バレンシアオレンジ、温州ミカンには、ほとんどフラクノマリンが含まれていません。

グレープフルーツが薬剤と相互作用をおこすことが発見されてから、柑橘系に含まれるフラクノマリン酸の含有量についての研究・調査は数多く行われています。その結果、「レモン、カボス、バレンシアオレンジ、温州ミカン」には、フラクノマリン酸がほとんど含まれていないことが確認されています。

柑橘類には、ビタミンCをはじめとする健康を維持するために重要な栄養素が豊富に含まれています。上記の柑橘類を日頃の食生活に取り入れることで、栄養バランスや生活の質を維持しながらED治療に取り組むことができます。